書評

開成学園柳沢幸雄校長の教育

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開成学園(柳沢幸雄校長)は男子校最難関の1つで

西日暮里にありますが、開成があるあたりは武蔵野台地と

呼ばれていて高台に位置しています。

 

第2グラウンドの横(JR沿い)の道を歩くと数種類の新幹線や

JR各線が何本も走っているのが一望でき、あーここは高台なんだな、

と気づくことができます。名のつく坂も校舎周辺にあります。

特に新幹線はかっこよくて結構たまりませんよ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中学校舎と高校校舎の門から入ると、

開成が高台だと気づかないんですよね。

それがまた意外性があって面白いんですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、開成の柳沢幸雄校長ですが講演をよくされていて、

私も何度かお話を聞きに行ったことがありますが、

やはりオーラもあるし魅力を感じますね。

 

開成の教育や校風だけでなく、柳沢幸雄校長ご自身も

開成の魅力の1つとして開成の人気を支えている気がします。

 

そして、本も多数出版されています。

何冊か読んだ中でも特に良かったと思ったのがこちら。

 

「見守る勇気」

柳沢幸雄 著

2018年7月18日 出版

出版社 洋泉社

 

柳沢校長はハーバード大学で教鞭をとられていたので、

グローバル視点での教育論も書かれていて、

大変勉強になります。

 

一番の関心はやはり開成の教育。

 

「自主性を重んじ、見守る教育」

 

とあり、キャッチフレーズは、

 

「生徒一人ひとりの居場所を見つけさせる。」

 

と本書に書かれています。

 

開成クラスになると個々がそれぞれの強みを持っていて、

何かあれば生徒同士で助け合ったり教え合うそうです。

 

たとえこれといった強みが無かったとしても、

生徒一人ひとりの居場所を見つけさせてあげるという

教育はとても素晴らしいと思います。

 

会社でも自分の居場所を作ることは大事ですからね。

要は、これなら負けないという武器を持つことです。

 

そして、「粘り強さ」と「1つのことをやり続ける執着心」

を育むそうです。

 

生徒一人ひとりをそのように育んでいくということですから、

当然中学入試、高校入試においては「粘り強さ」や

「1つの問題をとことん突き詰める執着心」を持つ

生徒は強いのではないかと思われます。

 

同じようなパターンの問題でも粘り強く問題に取り組めるか、

そういった力を試される問題も入試では出題されるのかもしれませんね。

 

内容が濃いので本書をぜひご一読してみてほしいのですが、

最後にもう1つ、柳沢校長の言葉を紹介します。

 

「5人のメンター(指導者)のいいところを2割ずつ集めて、

10にする。

それに磨きをかければあなたのオリジナルになる。」

 

メンターでなくても友達とか家族でも良いかもしれません。

これは簡単なようで意外と難しいと感じますが(汗)、

これを常日頃意識するだけでもメンターへの接し方、

友達や家族への見方が変わると思います。

 

私も柳沢校長の教えのひとつとして実践中。

メンターと呼ぶ人が実在していなくても、会ったこともなく

本でしか知らない人でもOK。

尊敬する人の本を読んで、良いと思った点を真似てみたり、

心がけてみたりすればいいのではないでしょうか?

 

それがいつの日かあなたのオリジナルになり魅力になり、

人間として成長するのだと確信しています。

 

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