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『自分広報力』自分の価値を最大化する方法とは?

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目次

デロイトトーマツグループ執行役員の金山亮さんの著書『自分広報力』は、特に転職したてほやほやのビジネスパーソンに参考になる内容が書かれています。

 

もちろん、ビジネスパーソン全般に役立つ内容ですが、本書はポジショニング、メッセージ思考、アスピレーションという3つのビジネス思考が書かれており、ポジショニングに至っては、転職したてのビジネスパーソンにとって、最初の数ヶ月が勝負であり、非常に重要なのではないかと思います。

 

ちなみに、このポジショニング(立ち位置)については、『自分広報力』の第1章から7章まで目次があるうちの2章から4章に書かれており、かなり高い比重で書かれていました。

 

 

『自分広報力』

2023年2月20日 第1刷発行

著者 金山亮

発行人 永田和泉

発行所 株式会社イースト・プレス

 

実は私も今年2023年4月に某メガバンクにキャリア採用で転職したばかりなので、、このポジショニングは意識して働いています。

 

自分はこの会社で何を求められ、どんな価値を生み出していくのか。

 

日々考えながら、日々格闘しながら働く中で、金山亮さんの著書『自分広報力』を見つけたわけですが、はっきり言って必読(笑)

 

尚、本書では「自分株式会社」のCEOとして自らのキャリアを切り拓いていくことを前提としているので、その心構えで、じゃあ自分は今の会社でどうしておくべきか?という視点で読むことをお勧めします。

 

さて、本書で個人的に気になった内容を3つご紹介します。

 

 

自分の立ち位置を確立する(ポジショニング)

本書では「自分広報力」の基盤として、以下のように定義されています。

 

「周囲のメンバーが抱える課題や困り事、関心事と、自身が持つ知見、スキルが掛け合わされるテーマを見出し、それを軸として自身の立ち位置を固めること。」

 

特にキャリア採用においては当たり前のように思いますが、例えば本業に近いところで「こんなこともせきるんだ」といったことを上司なり同僚なりにアピールすることも、ポジショニングを見出すための第一歩になると金山亮さんはおっしゃっています。

 

実はWebデザインができる、英語が話せる、エクセルが得意などがあれば、それも立ち位置を固める上での要素になるということです。

 

金山亮さんによると、以下のように4つの役割モデルというものがあり、各役割においてどういったことを考え、実行していくかの詳細については『自分広報力』で確認してみてください。

 

 

1、救済者

周囲のメンバーが手の回っていない課題なりタスクを自ら引き受ける。

 

2、代弁者

現場で抱える課題及び成果をわかりやすくデータにして伝える。

 

3、調整者

組織間の壁を解消する調整役として、コミュニケーションに徹する。

※実はこんなことも結構ありますよね、、同じフロアなのに廊下が間にあったり、仕切りがあるだけで距離ができてしまうとか。。

 

4、開拓者

真の課題解決に向けて一歩先を自ら示し、周囲を巻き込み新たな取り組みを立ち上げる。

 

いかがでしょうか。

 

上記4つを見て、自分でもできると思った役割があったのではないでしょうか。人によっては2つ、3つ、全てできるかもと思ったかもしれません。

 

印象的には全てやるのが正解、に思いますが、まずは1つでも役割を演じながら、別の役割も徐々に広げていくのが良いかと考えます。

 

この4つの役割は常に頭の片隅に入れておいてくださいね。

 

 

メッセージ思考を鍛える

金山亮さんによれば、「メッセージ思考」が加わるとリーダーとしての「自分広報力」がパワーアップされ、結果より大きな「ポジショニング」が生み出されるとのこと。

 

では、「メッセージ思考」とは何か?

 

それは、

 

 

「相手の意識や行動を自身の意図する形に変化させるきっかけになるようなメッセージを組み立てること。」

 

 

基本パターンは次の3つです。

 

1、将来仮説

「これからこうなるであろう」という仮説を立てる。

 

2、ソリューション

将来仮説による変化に伴って生み出される製品やサービスなど。

 

3、差別化

ソリューションを提供できる独自のノウハウ、優位性など。

 

実は、アマゾン創業者のペゾスさんやホリエモンのメッセージもこの構成で組み立てられているそうで、『自分広報力』に実際のメッセージが紹介されています。

 

ただ、この「メッセージ思考」を身につける、あるいは強化するにはある程度の訓練が必要でしょう。

 

周囲の様々な人間を巻き込んでいくわけですから、そう簡単ではありません。

 

しかし、逆に言えば、この「メッセージ思考」を身につけさえすれば、「ポジショニング」が強固なものとなり、「自分株式会社」のCEOとしての価値が上がるということです。

 

独立しても強力な武器になりますから、お互いがんばりましょう(笑)

 

志のある夢を語り、求心力を高める。

金山亮さんは本書で「アスピレーション(Aspiration)」という言葉を用いていますが、意味としては「自分の胸の奥底から湧き上がってくる志(こころざし)」といった意味合いがあるそうです。

 

ラテン語では「息を吹き込む」といった意味があるそうで勉強になります。

 

「自分株式会社」のCEOとしての立場で考えても、この「アスピレーション(Aspiration)」を掲げるというのは大事であり、避けて通れない感があります。

 

じゃあ、どのような言葉を使って志を伝えればよいか?

 

それは、

 

 

「自分らしさ」と「突き抜け感」

 

 

「自分らしさ」は今まで培った自身の経験や、ポジショニングだったり、「突き抜け感」は利他の視点や将来仮説につながる未来の視点など。

 

この2つが重なった部分が自分らしい「アスピレーション(Aspiration)」。

 

この自分らしい「アスピレーション(Aspiration)」を掲げるというのも簡単ではありません。

 

『自分広報力』を熟読しつつ、ひとりの静かな時間を作って考える必要があるでしょう。

 

どんな立ち位置で、どんなメッセージを発信し、どんな志(アスピレーション)を持ってリーダーを目指すのか。

 

この時間というのは自分の人生を輝かせる上で貴重な時間になりますので、ぜひ温泉宿でもホテルでも自分が落ち着いて考えられる場所で過ごしてみてはいかがでしょうか

 

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