日常生活

バイオリニスト川井郁子さんとプラネタリウムクリエーター大平貴之さんの対談で得られたビジネスのヒント

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バイオリニスト川井郁子さんとプラネタリウムクリエーター大平貴之さんの対談がNHKの「逹x逹」という番組で放送されました。バイオリニスト川井郁子さんはTV等で知っている人が多いと思いますが、プラネタリウムクリエーター大平貴之さんを知っている人は川井郁子さんに比べると少ないと思います。

 

実は、私もこのTV番組を見て、初めてプラネタリウムクリエーターである大平貴之さんを知りました。

 

大平貴之さんは1970年生まれで、川井郁子さん(1968年生まれ)と同年代。川井郁子さんはバイオリン一筋であるのに対し、大平貴之さんはプラネタリウム一筋。それぞれが50代になった今も様々な取り組みにチャレンジし、素晴らしい作品を創造し、世に提供し続けています。

 

今回の対談では星に魅了された川井郁子さんが楽しそうに大平貴之さんのお話に耳を傾けていらっしゃった姿が印象的でした。大平貴之さんのお話は、星に関するお話はもちろん、プラネタリウムをビジネスにするまでのお話もあり、ビジネスを生み出すヒントがところどころありました。

 

今回は、この対談で得たことをご紹介しますね。

 

1つのことを究める

バイオリニスト川井郁子さんとプラネタリウムクリエーター大平貴之さんはもしかしたら自身を「究めた(これ以上ないところまで達する)」とは思っていらっしゃらないかもしれません。でも、1つの道に突き進んでいくこと、1つを究めることでまた新たな世界が開けます。

 

その根底には「好き」があるので、「好き」で没頭できることを見つけ、それを究めるという姿勢で向き合っていけば、それは人生の充実につながると同時に、ビジネスにもつながる可能性があります。大平貴之さんは自分のことを、

 

「凝り性」

 

だとおっしゃっていました。度を過ぎるほどに熱中するという要素も1つのことを究めるための必須条件なのかもしれません。

 

遠い距離のコラボレーション

川井郁子さんは現在、細川ガラシャという役を借りて、バイオリンと和楽器を融合させた舞台、演出をされています。最初の設計図は自分で書き、それぞれのエキスパートにお願いして舞台を作り上げているそうですが、バイオリンと和楽器のコラボについて、川井郁子さんはこうおっしゃっています。

 

「洋と和という遠い距離のコラボによって飛距離が伸びるというか、はるかかなたに連れて行ってくれる世界観になる。」

 

1つのことを究めているからこそなし得ることかもしれませんが、この「遠い距離のコラボ」はビジネスのヒントになる言葉です。意外な組み合わせが人に感動を与え、思いもよらぬことを実現する可能性があります。ビジネスマンはぜひ「遠い距離のコラボ」というのを意識して新しい価値を創造してみてはいかがでしょうか。

 

アマチュア精神がニーズを作る

大平貴之さんはもともと工作や機械が好きで、少年時代に「星空を自由に操れるって面白い。自分でやってみたい。」って思うようになり、その結果、1人で世界一の星空を作ってしまいました。なぜ1人でそれができたのかという川井郁子さんからの質問に対し、大平貴之さんはこのようなことを答えていらっしゃいます。

 

「1人だからこそできたと思う。会社だと売上がどうとか上司がどうとかで実現できない。でも、世の中に存在しないものが成功するかなんて誰も分からない。1人なら自分で好きにできるし、失敗しても自分が損するだけでいい。」

 

そこには、プロの精神だけでなく、アマチュアの精神があり、このアマチュアの精神こそが強みでありニーズを作るのだ、と大平貴之さんはおっしゃっていました。まとめると以下のようになります。

 

 

ⅰ. 自分自身が満足するまで徹底的にやってみる。

※お金をいただかないアマチュアの精神(プロはお金をいただきお客様を満足させる)

ⅱ. 潜在化したニーズ、これから生まれてくるかもしれないニーズの可能性の創出。

ⅲ. 人が見て「いいな」と思ったら、それが新しいニーズになっていく。

 

 

ざっくり言えば、会社という枠(プロ精神)にはまって自分の好きなことができないなら、会社という枠から出たところ(アマチュア精神)においては自分でやりたいようにやり、結果的にうまくいけば独立してもいいという流れですかね。大平貴之さんの生き方は多くの人の参考になるのではないでしょうか。

 

 

最後に「星空に見い出すものは?」という問いに川井郁子さん、大平貴之さんはこう答えていらっしゃいました。

 

 

「ふだんでは答えの見えない、出会えないものに出会わせてくれる。」

(川井郁子さん)

 

「やっぱり人間って、星空に何かの答えを求めているのかな。自分がこれからどうしていくかヒントを与えてくれる存在であり、もっとヒントをもらわなければいけない。」

(大平貴之さん)

 

 

私自身も星空やプラネタリウムが好きで、私が通学していた文京区にある某高校はたまたまですがプラネタリウムがありました。リアルでもプラネタリウムでも星空を見ると、ただキレイだなで終わるはずはなく、いろいろな思い、思い出、感情、考えが湧き出てくる。

 

星空を見ると無数の星が存在し、それぞれが強さは違えど輝いている。星が人に重なり、人それぞれが輝きを放ち、消える星もあれば生まれてくる星もあるなんて考えると、今のままでいいのかとか、もっとやりたいことをした方がいいんじゃないか、とか思うわけです。

 

大平貴之さんがおっしゃるように、無意識のうちに我々は「星空に何かの答えを求めている」のかもしれません。

 

ここ最近、星空を見ていなかったので川井郁子さん、大平貴之さんの対談で星空を見たいなと思いました。そして、今回は「音楽」と「星空」という素敵なテーマでの対談でした。川井郁子さんのファンだから見た番組でしたが、大平貴之さんのことも知ることができたので満足です。

 

大平貴之さんは著書も何冊かあるようなのでこちらもまたご紹介しますね。

 

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