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『勝てば官軍』孫正義さんが16歳の時に会った藤田田さんの成功哲学

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孫正義さんが16歳の時に会った藤田田さん。日本マクドナルドを設立した方で有名ですがつい最近、藤田田(でん)さんの著書「勝てば官軍」を読みました。「勝てば官軍」とは「道理にかなっていなかったとしても勝った者が正義である。」という意味ですが、ビジネスにおいては「勝てば官軍、負ければ倒産」という現実があります。しばらくは新型コロナウィルスと戦っていかなければならないこの時代に、日頃から事業継続計画を立てて早くから準備をしていた企業は生き残り、全く危機管理をせず準備をしてこなかった企業は倒産に追い込まれます。

 

一方で新型コロナウィルスの発生により莫大な利益をあげている企業もあります。今までのやり方が通用しなくなった今、ビジネスモデルを大きく転換する時期に入っており利益が減少してしまった企業は店舗販売からWeb、デリバリーでの販売へ転換したり、料理した物を売るだけでなく、料理法を動画で配信したりといったサービスの拡充も必要となってくるかもしれません。藤田田さんの「勝てば官軍」にPCとfaxと電話だけで勝負ができる「効率の良いビジネス」が勧められていますが、テレワークはある意味、効率の良い働き方であり、これからの時代にますます必要となる働き方となります。もちろん、会社の近くに住んでいて会社のほうがいいという人や家では家族がうるさくて仕事できないという人は例外ですが、一般的には通勤電車に乗らずに済むし、通勤時間はもったいないし、でテレワークは快適という人が多いでしょう。

 

実際に私自身もテレワークを行なっており、プロジェクトは全てWBSで管理され、週に一回のSkype会議と緊急時は電話で対応という形で順調にいっています。強いて言うならSkype会議の音声が切れ切れになるのがちょっと不便というくらいでしょうか。しかし、非常に効率良く仕事ができています。

 

さて、藤田田さんの著書「勝てば官軍」を読み、シェアしたい点を3つ挙げさせていただきました。

 

『勝てば官軍(新装版)』

2019年4月25日 初版第一刷発行

著者 藤田田

発行者 塚原浩和

発行所 株式会社ベストセラーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成功の秘訣は才能と努力と運

藤田田さんが日本マクドナルドを創業したのは45歳の時。きっかけは友人がレイ・クロック氏を紹介してくれたところから始まります。クロック氏から「日本でハンバーガービジネスをやらないか?」と聞かれ、「アドバイスは受けるけどオーダー(命令)は受けない。それでも良ければやる。」と答えたそうです。

 

孫正義さんは自身が16歳の時、藤田田さんに会いに行きました。藤田田さんから「忙しくて時間がない」と断られても1週間、毎日会社を訪ねたそうです。そして、藤田田さんに会うことができた孫正義さんはこう聞きました。「アメリカに行って勉強したいのですが、何を勉強してきたらいいでしょうか?」と。そして、藤田田さんはこう答えました。

 

「コンピューターだけ勉強していらっしゃい。」

 

そして、今の孫正義さんがいます。すごい、と言えばそれまでですが、藤田田さんによればこういった出会いはお互いに「運」であり、人生は才能と努力だけでなく「運」が大きく左右するとおっしゃっています。「運」を呼び込む方法が本書に書かれていませんでしたが、私の経験も踏まえるとやはり「動く」こと。「行動力」でありその原動力となる「熱意」があれば「運」を呼び寄せることができる。趣味でも「熱意」があるから「行動」できるし、それが誰かの目に留まりビジネスにつながり成功すればそれは「運」があったと言えます。

 

生活全般のニュービジネスを考える

「コンピューターの時代ではあるが見回してみればコンピューター以外のビジネスは山ほどある。豆腐の新しい食べ方を開発するのも立派なビジネス。」と藤田田さんはおっしゃっています。たしかにそうだなって納得しますが、例えば豆腐の食べ方ならやはり今の時代、動画を使って発信してみるとかコンピューターを組み合わせたビジネスが良いと思います。

 

暗算、簿記、外国語、雑学に強くなれ!

子供が暗算1級、そろばん1級を持っていますが暗算ができるとたしかに便利です。経営者なら数字に強くなくてはなりませんから計算が素早くできるというのも強みです。簿記3級の資格は必須と藤田田さんはおっしゃっています。仕訳のルールを覚えるつまらない資格というイメージもありますが、簿記3級の知識は将来を「読む」ためにもビジネスマンであれば必要でしょう。私も資格自体は持っていませんが(試験も受けたことはない)勉強はしていました。外国語はできれば2ヶ国語以上話せるのがベスト。英語くらいは自在に操れなくてはならない。そして、雑学もビジネスをやる上では必要。

 

 

藤田田さんの「勝てば官軍」はビジネスの話、税金の話、政治の話など多岐に渡り、一部時代にそぐわないかも?と勝手に思う内容もありますが、藤田田さんらしい(藤田節?)言い回しが印象的な読み応えのある本でした。最後に思ったのは藤田田さんにしても孫正義さんにしても大変な勉強家であり努力家であるということ。成功者の資質であると確信しました。

 

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