書評

『情報断食』鈴木七沖さんの人生における編集力

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今回は鈴木七沖さんの著書『情報断食−空っぽになるほどうまくいく生き方』をご紹介します。『情報断食』って面白い表現ですよね。断食はよく聞きますが『情報断食』というのは初耳です(笑)情報を断つということですが、本書には、余分な情報は極力取り入れないようにして空っぽになると自分の軸が整ってきて自分の使命だったり本来の役割というものが見えてくる、といったことが書かれています。その一方で、鈴木七沖さんのプライベートの苦労話も結構書かれていて、「鈴木七沖」という人間の生き様というものも伝わってきます。

 

 

『情報断食−空っぽになるほどうまくいく生き方』

2020年11月15日 第1刷発行

著者 鈴木七沖

発行者 櫻井秀勲

発行所 きずな出版

 

 

それでは、今回も3つのポイントに絞ってお伝えしたいと思います。

 

情報を断つ

本書のタイトル通り、『情報断食』しましょうということです。私自身、断食は何年か前に始めていて、平日は朝食、昼食をしょっちゅう抜いています。その日の夜9時に夕飯を終えて翌日残業すると普通に24時間空腹状態になります。おかげで中年太りとは縁遠い状態です。そして、『情報断食』に至っても以前は大量にメルマガを取っていましたが今は必要なメルマガを選別しだいぶ絞っています。ネットのニュースもネガティブ系は極力見ないようにしています。必要のない情報は極力見ないことです。どうしても見てしまうなら、見れない環境を作りましょう。

 

空っぽになる

本書に書かれていますが、鈴木七沖さんはヒューレン博士と伊勢神宮に「空」になることを教えてもらったそうです。ヒューレン博士と言えば、「ホ・オポノポノ」(ネイティブハワイアンの問題解決法)ですが私も実践しています。今、目の前で起こっている現実は100%全て自分の記憶(潜在意識)が現実化したものである。」という考え方に対し、「ありがとう」「愛しています」「ごめんなさい」「許してください」という4つの言葉を唱えて過去の記憶をクリーニングします。詳しくは「ウニヒピリ」や「ホ・オポノポノ」に関する書籍が出ていますので読んでみてくださいね。

 

そして、伊勢神宮。私も数年前に今の奥さんと参拝し、そのちょうど1年後に長男が誕生しましたが、伊勢神宮は今まで行った場所で最高の場所です。本書に鈴木七沖さんの素晴らしいエピソードが書かれていますが、まさに参道を歩くと人生を出直しできるというふうに思います。「出戻りはできないけど、出直しはできる。」伊勢神宮はそんな場所でもあります。「空っぽ」になるにはやはり『情報断食』。結果、新しいアイデアが湧いてきたり、自分の使命というものが見えてくる。

 

 

本然に従って生きる

本然(ほんぜん)とは「本来そうであること。」を意味する言葉。その人らしさであり、自然体であること。鈴木七沖さんは『情報断食』は「最大限に自分の意識と向き合うメソッド」とおっしゃっていて、それは「自分の感性を最大限に育てるメソッドである」と述べていらっしゃいます。私自身は、『情報断食』することによって、自分と徹底的に向き合い、自分らしさを取り戻し、自分本来の生き方をしていくというふうに捉えました。他人に刷り込まれたような人生ではなく、自分らしい本来の生き方をしていきたいですね。

 

 

本書を読むと鈴木七沖さんは幾多の困難を乗り越えてきたことがわかります。そこには『情報断食』があり、人生における編集力があったからこそ乗り越えてこられたのだと思うわけです。編集力というのは、仕事においても人生そのものにおいても最強のスキルなのかもしれませんね。

 

 

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