書評

『40代からのライフシフト』徳岡晃一郎さんの本で人生100年時代のロードマップを描く

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人生100年時代と言われて誰もが80歳まで現役という考え方に変わりつつある今、この80歳まで現役というロードマップを教示してくれる本『40代からのライフシフト』(徳岡晃一郎著)がありますのでご紹介します。本書は、人生100年時代、ウィズコロナ時代に生きる上でやっておくべき内容が書かれており、今現在の仕事の取り組み方、そしてこれからの生き方を変えるきっかけをもらえます。また、新型コロナウイルスが発生する前に書かれたものですが、今となっても通用する考え方であり、むしろ知っておかねばならないことが書かれています。

 

ただ、経済的にも余裕があったり、余裕ができれば80歳まで現役なんてしたくないよ、と思う人もいるでしょう。でも、経済的に成功している人でも仕事が大好きな人が多いし、仕事をしていた方がボケ防止だったりいつまでも健康でいられる、という考えの人もいるので、70歳、75歳、80歳まで現役というのはかなり現実的でしょう。生涯現役!という人もいますし、定年無しという企業も出てきました。

 

一方で、100歳まで生きるとなると資金が必要なので80歳まで働かなければならないという見方もあります。要は、資金があっても好きで80歳まで働く人と資金が無くて80歳まで働かなくてはならないという人がいるということ。ただ、定年が無くなるといっても企業で働く場合、給与は下がるでしょうしいつ解雇されるかわからないので、40代のうちからライフシフトに向けた準備を始め、50代から60代以降の新しい生き方を始める。ライフシフトのタイプとしてはエクスプローラー(転職等、様々な経験をして起業する)、インディペンデント・プロデューサー(専門性を極めて個人事業する)、ポートフォリオ・ワーカー(複数の仕事と社会活動等を同時平行する)が本書で挙げられていますが、「LIFE SHIFT(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著)」をもとに書かれているのでこちらも参考にすると良いでしょう。

 

 

『40代からのライフシフト 実践ハンドブック』

著者 徳岡晃一郎

2019年3月7日発行

発行者 駒橋憲一

発行所 東洋経済新報社

 

『LIFE SHIFT』

著者 リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット

訳者 池村千秋

発行者 山縣裕一郎

発行所 東洋経済新報社

 

 

さて、『40代からのライフシフト』(徳岡晃一郎著)ですが私なりに今からやっておくべき3つのポイントを挙げさせていただきました。ちなみに、本書ではすでにライフシフトを実現された方々が事例として数名紹介されておりますので、本事例も参考にしてみてください。

 

自営業としての独立を目指す

その道の専門家としてどの組織にも属さず価値を提供する。コンサルティングや顧問といった形で企業を渡り歩くため、複数の企業と契約することも可。そのためにも、人脈を形成しておく他、今いる会社でしっかりとノウハウなり経験なりを積んでおくことが重要。やっておくべきことは以下の通り。

 

1、今いる会社でしっかりとノウハウなり経験なりを積んでおくこと。(例:情報セキュリティマネジメント分野の今までの経験にプラスして、実務においての経験値を高める。)

 

2、自分の専門分野について常に最新にアップデートすること。(例:情報セキュリティマネジメント分野における最新の動向、技術について勉強し、関連各所から発行される最新のガイドライン、法律等もチェックする。

 

3、自分の専門分野以外の関連領域を加えるなどして独自の付加価値、強みを提供できるようにすること。(私の場合:情報セキュリティマネジメント分野以外に経営や法律、英語など関連分野のスキルを磨く。)

 

 

愛されるシニアになる

本書では以下7つの心がけが挙げられていますが、参考になる映画として「マイ・インターン」が紹介されています。ぜひこの映画も観ていただけるとイメージがつきやすいですよ。

※()内は付記させていただきました。

 

1、新しいことにチャレンジし続ける。(好奇心)

2、頼まれたら何でも引き受ける。(積極性)

3、自ら仕事を見つけて動く。(主体性)

4、アドバイスは短く、控え目に話す。(謙虚)

5、昔の話は聞かれない限りしない。(誰も興味ない)

6、自分のスタイルを大切にする。(好感度)

7、清潔で身ぎれいにする。(清潔感)

 

 

社外との接点を持つ

今から社外の人脈を作っていくこと。転職だったり、次のキャリアを決める際に、人脈があるとうまくいくことが多いので、やっぱり人脈は大事。ただし、人脈を作るにしても自分磨きは必要最低条件です。でなければ、どんなに人脈があっても次のキャリアに進めることはできません。そもそも、人脈というのはお互いwin-winの関係があってこそと言えると思いますので、自分磨きをしておかないと人脈は単なる知り合いで終わる可能性があります。

 

 

以上、今からやっておくべき3つのポイントを書きましたが、徳岡晃一郎さんの『40代からのライフシフト』では年上部下との接し方や年下上司との接し方、ライフシフトする上でのワーク等、参考になることがたくさん書かれていますので、40代以降の方々はぜひ読んでみてくださいね。

 

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