2019年4月30日、今日で最後の平成。
平成という元号は1989年1月8日から
2019年4月30日まで、約30年続きました。
明日2019年5月1日からは平成から令和の元号になり、
来年2020年は東京オリンピック、2025年には大阪万博、
と大きなイベントもあります。
しかも、2020年には「体育の日」が「スポーツの日」に
名称が変わり、東京オリンピックに合わせて、
7月24日に変更されるそうです。
さて、元号が最初にできたのはいつでしょうか??
答えは、645年の乙巳(いっし)の変(大化の改新)
の時に「大化」と定められたのが始まり。
平成は247番目の元号であり、令和は248番目の元号です。
こんなに元号があったのか!と驚くばかりですが、
そもそも元号の始まりは古代中国。
そのせいか、これまでの元号は大体が中国の古典などを
出典としてきました。
例えば、
「明治」「大正」 → 易経(えききょう)
「昭和」 → 書経(しょきょう)
「平成」 → 書経(しょきょう)と史記(しき)
そして、令和は日本の書物からとなりました。
「令和」 → 日本最古の歌集である「万葉集」
そして、元号にはいくつか条件があって、
漢字2字、書きやすく読みやすい、などあります。
「一世一元」という1代の天皇につき1つの元号を使う
という法律もあります。
元号は日本人にとって馴染深いもの。
この時代の変わり目という機会に、元号というものを改めて
勉強してみようと思います♪