都内にも多数あるアパホテル。
アパホテルは何度か利用したことがありますが、
小じんまりとした部屋ながら清潔感もある居心地の良い
ホテルだった印象があります。
そのアパホテル社長がTVでも有名な元谷芙美子さん。
独特な風貌や言い回しで私自身も元谷芙美子社長のファンです。
一度お会いできたらなんて思いますが、元谷芙美子社長は
本も出されています。
きれいなピンクのカバーで目を引きます。
「強運」
元谷芙美子（アパホテル社長） 著
２０１７年１２月１６日 初版発行
発行所 SBクリエイティブ株式会社
こちらの本は、アパホテル元谷芙美子社長の生い立ち、生き方、
仕事への思いや取り組み方など簡潔にまとめられていて、
家族愛、仕事愛、社員愛、お客様愛を感じる１冊となっています。
元谷芙美子社長の本を読む限り、本当に強運の持ち主なのだと
思いました。医者にもあきらめられたほどの未熟児で生まれ、
瀕死の状態だったにもかかわらず翌朝には息を吹き返し、
その後は数々の試練を乗り越えて今があります。
非常に強いお方で、やはり強運を持ち合わせているのでしょう。
この本には「強運」になるヒントが書かれています。
さて、元谷芙美子社長は３度の飯より営業が好きだそうです。
営業が得意という以前に営業という仕事が好き。
営業の好きな方というのは人と接することが好きな方だと思います。
この本で元谷芙美子社長は、
「人と人は合わせ鏡のようなもの。
愛してほしければ、うーんと愛してあげればいい。」
とおっしゃっています。
お客様を好きになる、好きだから得意になる、
「好きこそものの上手なれ」ですよね。
営業においては、種をまいておくことも大事とおっしゃっています。
営業はすぐに結果が出ることはなく、まずは信頼関係を構築すべく、
手紙を書いてみたり、その人に有益な情報を提供したり、
種をまく時期というものがあります。
そういった努力をコツコツ続けていくことで、
神様がご褒美をくれる日が訪れる。
これは、営業という仕事に関係なく、人間関係構築においても、
王道ではないでしょうか。
また、感銘を受けたのが、元谷芙美子社長は５０歳を過ぎて、
大学生になり大学院生になったこと。
自分がやりたいと思ったことは遅すぎることはなく、
何歳からでもチャレンジできる。
私も５０歳を過ぎてもやりたいことは何でもチャレンジしよう
と思いました。元谷芙美子社長を見習わなければなりませんね。
エネルギーがとにかくすごいと感じますし、
ここまでなれなくてもできる限り模範としたい。
人生は時間に限りがありますから。
人間というのは２００歳まで生きることはできず、
人間の細胞自体、もともと１２６歳までしか生きられない
ようにできているとのこと。
だとしたら、何歳であろうが関係なく、悔いのないよう、
やりたいことはやってみるべきです！
最後に、元谷芙美子社長のモットーをご紹介します。
「ビジネスはオリジナリティで勝負する！」
「発想は移動距離に比例する」
オリジナリティについては、他と同じでは差別化になりませんし、
何より元谷芙美子社長自体がオリジナリティに溢れていて、
キャラが立っています。
キャラがすべて！と言わんばかりの存在感です。
それが魅力でもあります。
アイデアは移動距離に比例するというのも同感です。
旅行、特に海外旅行に行くとその国の文化やどんなビジネス
が流行っているのか参考になりますし、いろんな効果が
作用してアイデアが湧いてきます。
旅行でなくても近場でいつもと違う場所へ行ってみる、
行ったことのない場所に行ってみるというのも有効です。
この本は元谷芙美子社長だからできた、
という内容も含まれると思われます。
しかし、仕事の基本的な考え方やエピソードなど、
参考になることが多々あり、読みやすい内容になっています
ので、ぜひご一読されることをおすすめします♪