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潮凪洋介(しおなぎようすけ)さんの『100倍「読者」が増える!「いいね」が付く!文章・コラムの書き方』という本があります。この本は、書いて発信することで売り上げを増大したい人や専門家としてセルフブランディングしたい人に最適な内容となっており、あなたの潜在意識に眠っている「書きたい願望」を引き出してくれる一冊です。
『100倍「読者」が増える!「いいね」が付く!文章・コラムの書き方』
2021年2月5日 初版発行
編著者 潮凪洋介(しおなぎようすけ)
発行者 和田智明
発行所 株式会社ぱる出版
前書きとして「人生は書くだけで動き出す」というキャッチーなフレーズから始まり、序章に実際に書いて人生を変えた人たちの体験談が紹介されています。ここを読むだけでも「書いて人生を変えられるのだ!」と納得できるし、自分でもできるかも、と思うはず。とはいえ、書いて人生を変えるにはやはりやるべきことが当然あるわけで、そのやるべきことが書かれているのが潮凪洋介(しおなぎようすけ)さんの本書ということになります。
本著の要点は6ページ目に以下9つにまとめられています。「ライティング・セルフブランディング理論」と命名されております。
1、一番好きで得意な「仕事」「趣味」から執筆テーマを見つける。
2、世界でオンリーワンの「肩書き」をつくる。
3、読者目線で「役に立つセオリー」を30個以上書き出す。
4、ブログ・SNSなどのセルフメディアでセオリーを発信する。
5、「ライティング・フレーム(執筆の型)」に従い、ひたすら書く。
6、メジャーなWEBメディア連載を勝ち取り、ブログの1000倍読んでもらう。
※潮凪洋介(しおなぎようすけ)さんが一番大切とおっしゃっている項目
7、自分の読者リストを持ち、ビジネスを拡大する。
8、メディア活動(出版・テレビ・雑誌・WEBメディア・ラジオ・新聞・講演)をする。
9、著者文化人として生きることを楽しみ、世の中を「書くこと」で元気にする。
※本書は上記理論の通り、自身を専門家として世の中に売り出したい、メディアに出たいといった表向きの人が対象です。
さて、今回も3つに絞って紹介しますが、ノウハウについての細かな話は本書を読んでいただくとして、ここでは書くことによってどんなHAPPYにつながるのかを厳選して紹介したいと思いますね。
専門家になれる
自分には書くことがない、という人がいます。でも、得意分野というものは誰にでもある。それは、人よりも少しだけできること、人よりも当たり前にやっていること、人よりも少しだけ知っていることでもいい。そして、それを専門分野にまで昇華させる。本書に、書くことで「得意分野」が「専門分野」になると書かれていますが、内容をまとめると以下のようなフローになります。
体験や知識を整理し、書いて発信を始める(初心者より少し上のレベル)
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不足している専門性に気づく
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さらに深く学習する、行動する、研究する
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専門家になる
書く、研究、書く、研究と繰り返していれば自ずと専門家になるのは当然でしょう。自分には専門性がないと思って書くことをためらっていた人は、上記フローを見れば「それなら書いてみようかな」って思うのではないでしょうか。いきなりステーキじゃないですが、いきなり専門家でなくてもいいんです。書くことで専門家になるのだ、と思うことができれば絶対に書けますよ。
収入源が増える
書いて人生を変えた人たちがいるということは、副業で新たな収入源を得る、あるいは本業として書いて今以上の収入を得ることができるということです。書くことがきらいでもない限り、書いて収入を増やしていくことは誰にでも可能です。それは、本書を読めば納得できます。あとはやるかやらないかでしょう。
まずはブログからスタートになりますので、何を使うかは本書を見て決めましょう。無料のブログサービスが紹介されていますから参考になりますよ。ちなみに、利用者も多く有名なところだとアメブロ、FC2ブログ、livedoorブログですが、他にもブログサービスはたくさんあり、改めてこんなにブログをやっている人たちがいるのかと驚かされます。同じ人が被っているとしたって、ブログをやり始めている人が増えている印象です。
ちなみに私自身も最初に起業した時はアメブロをやっていました。読者になったり、読者がついたり、アメブロ利用者とのコミュニケーションも活発にできるのでやっていて楽しかった印象があります。ただ、最初のうちは効果があったもののだんだん規制が厳しくなったり、突然アメブロが無くなったらどうしようという懸念が湧き上がり、今は独自ドメインで個人ブログをやっています。
人の役に立てる
最後はやはり人の役に立てるということでしょう。自分が専門家になって発信していくことで、多くの人を助けることができると思ったら、書いてみようかなって思うはず。もちろん、人が求めていることを書くのが前提になるので、人の役に立てるわけです。
早くメディアに出て有名になって、お金を稼ぎたい!という人もいるかもですが、その根底にはやはり人助けがあるはずです。書いて発信するという行為は人の役に立つことであり、それが自身の生きがいや生きた証にもつながるということです。
(余談)
あとは、書くことって何歳になっても続けられるし、続けることによってボケ防止にもつながる気がする(笑)
潮凪洋介(しおなぎようすけ)さんの『100倍「読者」が増える!「いいね」が付く!文章・コラムの書き方』は「書いて人生を変える」ための本です。特に私を含めた中高年の方々は自身の経験、知識が豊富にあるはず。好きなこと、得意なことがあり、かつ人の役に立てることがあればまずは書いて発信することから始めましょう。
飛行機の離陸と同じで、書き始めるまでがパワーがかかるところ。例えば、ブログを開設したり何を書くか悩んだり。でも、離陸してしまえばあとは大きなパワーをかけずとも、飛行を続けられるはずです。私自身も初めはブログの開設が面倒だったり、何を書けばいいのか悩んでブログを開設しても空き家状態だったり(苦笑)、飛行機なのになかなか離陸できませんでしたが、、人の役に立ち仕事にもつながる、と自身に言い聞かせていたら書けるようになりました。
メディアで有名になるにしたってまずはここからです。誰も読んでくれなかったらどうしようとか考えず、ぜひ楽しみながら書くことを始めてみてくださいね。なんでも始めてみなければわからないことだってあるんですから。