本日BSフジで再放送された「輝き続ける中島みゆき」というTV番組に工藤静香さんが出演されていましたが、工藤静香さんと言えば、私が中学生の頃、AMラジオを毎週聴いていた記憶があります。たしか「工藤静香のイエス・イッツ・ユー」という番組名だったかな。
エンディング曲は「クリスマスがいっぱい」だった気がしますが、「クリスマスがいっぱい」や「抱いてくれたらいいのに」など名曲が収録された工藤静香さん初のベストアルバム「gradation」は今でも、工藤静香さんのアルバムの中で一番好きなアルバムです。
それはさておき、番組には工藤静香さんの他、中村中さん、柳葉敏郎さんなど計6名の「中島みゆきさんを敬愛する方々」が出演し、番組内で中島みゆきさんの曲やライブ映像が流れる他、出演者各々が中島みゆきさんとのエピソードや中島みゆきさんの魅力を語っていました。
地味に嬉しかったのが、中島みゆきさんのオールナイトニッポン(最終回)の終了間際の音声も聴くことができたこと。私自身は完全に忘れていましたが(汗)、中島みゆきさんは当時こんなことをおっしゃっていました。
「「辛い」という字の上にある点(テン)を十(ジュウ)に変えると「幸せ」という字になる。十分辛くて初めて人は幸せになるんです。くじけないで、がんばってください。」
この言葉が発せられる前の内容を知りませんが、今辛い思いをされている方々にとっては励みになる言葉なのではないでしょうか。特に中島みゆきさんのファンであればなおさらのこと。中島みゆきさんの言葉、歌詞には「力」があり、そして「愛」があります。
出演者の船山基紀(編曲家)さんが中島みゆきさんのことを「言葉のかた」とおっしゃっていましたが、中島みゆきさんの言葉の力、声の力、表現力だったりというものが人々を鼓舞し、「愛」で包み込み、「癒し」を与えてくれるんですよね。
また、中島みゆきさんは様々なアーティストに楽曲を提供されていますが、工藤静香さんに至っては23曲も提供されているそうです。工藤静香さんは中島みゆきさんのことをこうおっしゃっていました。
「言霊という言葉があるが、まさに言霊を使えるのは彼女だな。」
中島みゆきさんの魅力って何なんだろうなってふと思う時がありましたが、工藤静香さんの「言霊」という言葉を聞いて腑に落ちました。中島みゆきさんから作り出される言葉には魂が宿り、不思議な力が中島みゆきさんの声や表現を通して、人々の現実に何かしらの影響、結果を与えるのだと。
プロデューサー・アレンジャーの瀬尾一三さんは中島みゆきさんのことを「包むような愛」と表現されていますが、言葉の力、声の力に加えて、女性であり幾多の経験と歳を重ねたお母さんのような存在である中島みゆきさんだからこそ、無限の優しさと愛を感じることができるのかもしれません。
番組最後に工藤静香さんが中島みゆきさんに対する思いを嬉しそうに語っていらしたのが印象的でした。その思いは工藤静香さんから発せられたこの一言に凝縮されています。
好き💗
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