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「日曜日の初耳学」というTV番組で林修さんとラグビー元日本代表福岡堅樹(ふくおかけんき)さんの対談が放送されました。いつものように林修さんがインタビュアーとなって福岡堅樹さんにいろいろ質問していく流れですが、林修さんが番組内でおっしゃっていたように、成功する人の言葉が順番に出てきたので(笑)本ブログで復習します。
福岡堅樹さんはラグビー日本代表としてW杯ベスト8入りに貢献し日本ラグビー界で活躍、その後、順天堂大学医学部に合格していずれは医者になるであろうお方ですが、見た目はやはりスポーツマン、かっこいいです。
番組内では、なぜ引退して医学の道に進んだのか、文武両道を果たした勉強法、そして人生を変えた挫折という3つのテーマに対し、林修さんからの質問に福岡堅樹さんが答えていきます。その中で成功する人の言葉が随所で出てきましたので、3つ取り上げてご紹介します。
常に100%で臨み続ける
福岡堅樹さんが「ここではこのくらい出して、この分残しておこう」といった力を出す配分を自分で決めて練習をやっていたときに、エディー・ジョーンズさん(元日本代表ヘッドコーチ)から言われた言葉があります。それは、
「それでは世界のトップではやっていけない、成長もできない。」
エディー・ジョーンズさんは福岡堅樹さんの考えを見抜いていて、福岡堅樹さんはそこで初めて「自分のキャパを超える練習、目の前のことに100%の力を注いで臨み続ける」ことの大切さを学んだそうです。
これはスポーツ、受験勉強に限らず、仕事においても必要なマインドですよね。無理はいけませんが自分のキャパを超える仕事量だったり、目の前の仕事に100%集中して取り組むことは自身の成長につながります。常に100%で臨み続けるというマインドを脳にインストールすることで行動と結果が変わってきますから、是非チャレンジしてみてください。習慣になれば勝ちです。
失敗を失敗のままで終わらせない
福岡堅樹さんは「失敗も、今が成功だと思えれば失敗じゃない。」とおっしゃっています。「失敗を失敗のまま終わらせず、ポジティブに捉えすぐに切り替える」、これが大きな挫折を乗り越えてきた唯一の秘訣であり、福岡堅樹さんの強さということでした。
私自身も数々の失敗をしてきましたが、今が成功だと思うことができればそれは失敗ではないし、失敗を失敗のままで終わらせないことにつながります。まだ今が成功だとは思っていないので、失敗を失敗のままで終わらせないために発展途上中ですが、、このマインドもやはり脳にインストールすることで行動と結果が変わってくることは間違いありません。
逆算思考で物事を進める
福岡堅樹さんは「自分自身のラグビー人生は期限を決めてやっていた」そうです。終わりがあったからこそ、ここまでやれたとおっしゃっています。幼い頃から医師になることを夢見ていたそうですから、その時期が来たということです。
しかし、ラグビーのトップリーグで1年から4年目までの間はずっと東進のオンライン授業を受けていたそうですから、努力家であることはもちろん、終わりを決めていたからこそできたことなのかもしれません。まさに「逆算思考」です。
例えば、よく挫折する英語の勉強なんてどうでしょう。終わりを1年後に定めてそこまでは100%の力で臨み続け、今度こそ失敗を失敗で終わらせないというマインドで勉強したら結果は大きく変わるのではないでしょうか。英語を含めて語学は学び続けるものだとしたって、土台は完成するに違いありません。
また、福岡堅樹さんは短期集中タイプであり、また、他のことと同時並行した方が物事がうまく進められるそうです。福岡堅樹さんの場合はラグビーと勉強になります。これは人にもよると思いますが、要するに自分の型、適正を知ることが大事ということです。自分は短期集中タイプなのか、長期で物事を進めたいのか、1点集中か並行してやっていきたいか。
さて、林修さんとラグビー元日本代表福岡堅樹さんの対談は、改めて自分が忘れかけていた何かを思い出させてくれたような、リマインダさせられた内容でした。この「忘れかけていた何か」はここでは言えませんが、自身の今後の生き方に影響することは間違いないでしょう。
今回の「日曜日の初耳学」放送回はTVerで7/4 21:59まで見れますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。