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宇佐見りんさんと吉田都さんの対談を見て。芥川賞作家が毎日していることとは?

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宇佐見りんさんと吉田都さんの対談が「逹×逹」というNHKのTV番組で放送されました。宇佐見りんさんは小説家で史上3番目の若さで芥川賞を受賞した現役大学生。2作目の「推し、燃ゆ」で芥川賞作家となり、現在は、「自分の中で本当に大事なテーマを書きたい」という思いから、3作目を考えていらっしゃいます。

 

対して、バレエ団芸術監督の吉田都さん。世界3大バレエ団のひとつ、英国ロイヤルバレエ団で最高位のプリンシパルになったアジア人初の女性。プリンシパルとは主役を踊るダンサーのこと。22歳でプリンシパルとなり、その踊る姿は「ロイヤルの至宝」と呼ばれたそうです。

 

このお二人の豪華な対談を興味津々で聞きましたが、本ブログでは芥川賞作家である宇佐見りんさんの言葉を取り上げたいと思います。やはり、私のようにブログでもなんでも書くことを趣味にしていたり、書くことを生業にしている人にとっては小説家である宇佐見りんさんのお話は参考になります。

 

小説家と言うと、同じ「書く」でもハードルが高かったり、違う分野、世界の人という印象を持ちますが、対談での宇佐見りんさんのお話は小説に限らず、ブログのようなものも含めて、「書く」ためのヒントが得られる内容でした。ここでの対談で得られた3つの心得を紹介しますね。

 

創作ノートを書く

宇佐見りんさんは吉田都さんから「書くために毎日していることは?」と聞かれ、こう答えています。

 

「創作ノートをずっと書き続けている。」

 

描写力を上げたいという気持ちがずっとあるそうで、創作ノートを書くことを続けていたり、好きな本があれば本の中のくだり(文章の一部分など)を書いたりといったこともされています。私自身も、読書していいなと思ったくだりはノートに書いて脳にインストールしたり、書くためのネタにしたりしています。10年くらい続けていますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(今回のメモ:殴り書き笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本のくだりに自分の感想を添えてメモしておくこともあります。雑誌から気に入った言葉をメモすることもあれば、今回のようにTV番組からメモすることもしばしば。宇佐見りんさんのようなノートを作ることはできなくても自分なりに日頃から創作ノートのようなものを作っておくと「書く」ことに困ることはないでしょう。

 

ちなみに、吉田都さんの場合は筋力をつけることだったりするそうです。バレエもすごい筋力を使いますよね。私にはとてもできませんが、、日頃から筋力を鍛えておくことが助けになるようです。最高のパフォーマンスを発揮するためにも、怪我をしないためにも必須ということですよね。

 

精神的に深く潜れる場所を見つける

宇佐見りんさんは精神的に深く潜れる場所が好きだとおっしゃっていました。趣きのある非日常感の味わえる場所で、心の内を静かにして書くことをされています。自分にとって落ち着く場所で書くということでしょうか。「精神的に深く潜れる場所」という言葉も小説家らしいというか、すてきな言葉です。

 

いろいろなフィルターを取っ払う

宇佐見りんさんはいろんなフィルターを取っ払って素直に正確に書いてみようとおっしゃっています。自分自身がどう思われるかなんて一切気にせず、誠実に書いていくことが重要であるとおっしゃっているんです。これは小説でなくても書くこと全般において言えるのではないでしょうか。

自分の中の何かが引っかかってブログが書けないとか情報発信ができないと言う人がいますが、伝えたいことがあるなら、周りからどう思われようがまず書いてみてはいかがでしょうか。もちろん誠実に書いていくことが大事なので、くれぐれも勘違いしないようにしてください。

 

 

以上、宇佐見りんさんと吉田都さんの対談が勉強になりましたのでご紹介しました。あなたも宇佐見りんさんのように創作ノートを作ってみたり、精神的に深く潜れる場所を発見してみたり、自分のフィルターを取っ払って自分に素直になってみたりしてみてはいかがでしょうか。そうすることで、自分が本当にやりたいことや書きたいことが見えてくるかもしれませんよ。

 

 

 

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