WizBiz新谷哲さんの本は中小企業の救いになるんじゃないか
と思ったので今回紹介しますね。
売上の悩み、採用の悩みなど全10章からなる新谷哲さんの本書は、
中小企業経営者の日頃の悩みが網羅されており、それぞれの悩みの
解決法が書かれています。
本書のタイトルにあるように、社長は孤独だったりしますが、
その孤独力が会社を強くするのだ!という新谷哲さんの主張が
詰まった1冊になっています。
「社長の孤独力」
2019年6月25日 1版1刷
著者 新谷哲
発行者 金子豊
発行所 日本経済新聞出版社
本書の構成は以下の通りです。
第1章 お金の悩み
第2章 人の悩み
第3章 集客の悩み
第4章 セールスの悩み
第5章 採用の悩み
第6章 信用の悩み
第7章 承継の悩み
第8章 問題発生
第9章 個人の悩み
第10章 経営の悩み
ちなみにWizBiz社はイベントやセミナー等も開催しており、
僕自身も何度か新谷哲さんのセミナーや各種イベントに
参加したことがあります。
経営者に役立つセミナーが随時開催されていますので、
勉強になったりいろいろな経営者の方々と知り合えたりします。
さて、本書ですが各悩みについての解決法が大変わかりやすく、
ある意味、辞書的な役割を果たしています。
こういう時どうしたらいいかな?って思った時にすぐに調べられるし、
ネットで下手な情報を得るよりも信頼のおける情報源をまず仕入れる
ことが大事だって思います。
WizBiz新谷哲さんのご経験を元にした解決法になるので、
信頼できるし参考になります。
ここで僕自身が面白いなって思ったのがこちら。
「占い師をメンターにするのも良し」
各分野でメンターを持つことを推奨されていますが、
その中に「占い師」もいるということ。
新谷哲さんご自身も占い師と飲みに行ったり、
占いをしてもらうこともあるそうです。
実は僕の妻も現在占い師もしており、結構当たってたりします。
知り合いの経営者は占いをよく使いますし、
僕もそうですが引っ越しなどの際は鑑定の先生に
見てもらったりします。
経営者って、結構占いを信じるし(先生にもよりますが)、
占いの結果をもとに、その後の行動を決定付けます。
社長は孤独であるがゆえに占いも信じる。
ただ、あまりに当たらない、うまくいかない場合は
占い師を替えることでうまく乗り切る。
メンターとしての「占い師」という視点がなかったので、
メンターとして見ることのできる占い師がいると、
ある意味心強いのではないでしょうか。
もう1点、ある水産物加工会社社長の話。
アジやタイなどの魚をトラックで運ぶ時、
どうしても一定量の魚が死んでしまう。
でも、大きな水槽の底にヒラメなどの別の魚を
入れておくと魚の死ぬ確率がぐんと下がる。
適度なストレスがあると魚は長生きするということ。
水族館(ひいては自然界)もこの原理なのかな??
社長は常にストレスにさらされているわけですが、
適度なストレスレベルを保つことで会社も長生きできる。
ストレス発散方法は人それぞれですが、
社長はみなうまくストレスと付き合っているんですね。
そういう意味では僕の場合、バスケや運動、飲みになるのかな。
ストレスをストレスと思わない性格なので、あまり気にした
ことはありませんが。
最後に、経営者の皆様へ。
一人でいろいろ悩まれていませんか?
売上に関すること、人に関することなど、各悩みに関する本は
多数出ていますが、WizBiz新谷哲さんの本書も
悩み解決の一助として活用されてみてはいかがでしょうか?
きっとあなたの悩みの解決策が見つかるはずです。