アウトプットの方法論や学びを得たいならこちらの
本がおすすめです。
「結局、人生はアウトプットで決まる
自分の価値を最大化する武器としての勉強術」
2018年9月30日 初版第1刷発行
著者 中島聡
発行者 小山隆之
発行所 株式会社実務教育出版
中島聡さんは10万部を超えるベストセラーとなった
「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」で有名で、
ソフトウェアエンジニアでありながら、リアルのイベントや
ネット上で情報発信されているアウトプットのプロでもあります。
本書は、AIに職を奪われる時代におけるセルフブランディング術を
具体的に紹介しており、
「読む・聞く・体験する」=インプット
「書く・話す・行動する」=アウトプット
の両方を繰り返すことで、AIに負けない自分の価値を作って
いこう!という内容になっています。
ソフトウェアエンジニアである中島聡さんならではの視点、考え方が
随所に散りばめられていて、本書を読むとアウトプットしたくなるし、
アウトプットが楽しくなりますよ。
中島聡さんが一番伝えたいメッセージは、
「自分が夢中になれるもの」
「情熱を捧げる価値のあるもの」
をまずは見つけること。
アウトプット以前にこれらをまずは見つけて、
人生を輝かせましょう、ということです。
その上でアウトプットを続けていく。
正直、人生は一度きりだし長いようで短い。
正直、やりたくもないことをやっている暇なんてない。
だから、本当に自分が夢中になれるもの、楽しいことを
見つけて世に発信していく。
本書は、アウトプットのノウハウだけでなく、
生き方そのものも考えさせられます。
ちなみに、私が子供のように夢中になれるものといったら、
バスケットボールなどのスポーツ系かな。
寝食を忘れて没頭できることと言ったら、
読書と書くこと。あと、お酒を飲むこと(笑)
このように、アウトプットするために必要な材料を
考えることによって、これから何をしたいのかといった
人生の方向性をも考えることになるのです。
インプットについては、とにかく好奇心が命であり、
当事者意識を持つとインプットの質が飛躍的に伸びると、
中島聡さんはおっしゃっています。
当事者意識というのは、ダイエットに関することなら、
ダイエット商品を買ってみる、株についてなら、
まず株を買ってみるといったことです。
好奇心については、誰もが持っているというわけでもないので、
毎日「ブログのネタないかな?」という意識ですごすことで、
好奇心が芽生えてきます。
何か書きたい、何か発信したい、何か伝えたい、
と思っていれば、自ずといろいろな所に目が行く
ようになるし、いろいろ調べるようになる。
自分も勉強になるし楽しいですよね。
まとめますね。
①インプットとアウトプットを繰り返し、
AIに負けないセルフブランディングを築いていくこと。
②インプットについては、常に好奇心と当事者意識を持ち、
アウトプットにおいては「自分なりの解釈を持って、
わかりやすく人に伝える」こと。
なお、本書の最初に書かれていますが、いわゆるアウトプットもどき
にならないよう注意すること。
ネットや本などから集めた情報をそのままアウトプットしたり、
浅い感想を書き加えたりするだけではダメということです。
これらを踏まえて、発信を続けることでアウトプットに磨きを
かけていきたいですね。
誰もが独自の知識や情報を持っている。
あとはひたすらアウトプットするのみです!
あなたのアウトプットを誰かが待ちわびているかもしれませんよ♪