令和に入って2日が経ちました。
今上天皇が退位されてから2日ですが、
今回の場合、退位なのか譲位なのかどっちなのでしょうか?
メディアではほとんどが「今上天皇の退位」と表現しており、
TVでもそうでした。
2019年5月1日から新天皇として皇太子徳仁(なるひと)
親王が即位し、秋篠宮文仁親王が「皇嗣(こうし)」になると
前から決まっていたことを考えると「譲位」の方が妥当では
ないかと思います。
ただ、私自身はこの分野について詳しくないので、
一般人の意見としてそう思っただけです。
さて、昨日は新天皇が即位されたわけですが、
即位の儀式は1日で終わるものではありません。
これから約1年くらいかけて様々な儀式が行われます。
今上天皇の場合も、1990年(平成2年)1月23日の
「賢所・皇霊殿・神殿への期日奉告の儀、伊勢神宮・天皇陵等
への勅使派遣の儀」から、同年12月19日の「天皇陛下御即位
祝賀記念式典」まで約1年かかりました。
ですので、天皇の御即位というのは日本で行われる儀式として
一番大きなことなのではないかと思います。
今上天皇(明仁親王)は1933(昭和8)年12月23日に
お生まれになり、ご両親は昭和天皇、香淳皇后ですが3歳の
ときから家族と離れて育てられました。
1958(昭和33)年には当時一般女性であった
正田美智子さんとの婚約を発表されています。
その2年後の1960(昭和35)年に現天皇である徳仁親王
がお生まれになりました。
今上天皇(明仁親王)のご即位の時は、昭和天皇が亡くなられて
すぐでしたが、今上天皇(明仁親王)は生前退位され、
徳仁(なるひと)親王に譲位されたんですよね。
生前退位は明仁親王、美智子様がご健在でいらっしゃるわけ
ですから、ある意味、すばらしいことだと思います。
最後に明仁親王、美智子様をTV等でお目にかかれる機会が少なく
なり、寂しさもありますが、感謝の意とこれからもお元気で
過ごされますよう祈念し、令和の時代が良き時代となることを
願って。