4月29日は昭和の日。
毎年、特に気にすることなく過ぎてゆく昭和の日。
でも、今年は特別。
なぜなら、明日で平成が終わり、5月1日から令和になるので、
改めて昭和という時代を顧みたかったから。
そこで、初めて九段下にある「昭和館」に行きました。
ちなみに、昭和の日の「昭和館」は無料で見学できます。
★昭和館HPはこちら
「昭和館」は戦中・戦後の国民の生活の暮らし、労苦を
次世代の人々に伝える役割を担う国立の施設で、
7階と6階が常設展示室になっています。
入場は7階からです。
7階(入口)
昭和10年頃から昭和20年(終戦)までの戦中の国民の
生活を支えた実物の資料を展示。
6階(出口)
昭和20年(終戦)から昭和30年頃までの戦後の国民の
生活を支えた実物の資料を展示。
「昭和館」を見学してまず思ったことは、
「ご先祖様に感謝しなければならない」
ということ。
自分がこの世に生まれたのは両親のおかげであり、
ご先祖様のおかげである。
この当たり前のことを改めて思いました。
ご先祖様は現代とは全く違う時代を生き抜きながら、
子供たちや孫たちに夢や希望を託していたのかもしれません。
もしかしたら、現代を生きる私たちを「憧れ」のように
感じているかもしれません。
だとしたら、今を生きる私たちは彼らを失望させてはならず、
自分の人生を全うしなければならない。
「昭和館」という場所は自分の人生をも考えさせられる、
ある意味、特別な場所です。
昭和という元号は大化以降246番目の元号です。
同じ「和」の付く令和は248番目ということになります。
現在も元号を使っているのは日本だけであり、
元号については賛否両論あるようですが、
私自身は元号はあっていいと思う。
小学生のテキストには「昭和時代」とあり、
昭和はひとつの時代になっています。
昭和生まれの私にとってなんだか違和感がありますが、
もうそんなに年月が経ったのか、という感じです。
ということは、「平成時代」になる日も近い。
昭和館を見学すると、いかに今の時代が恵まれているか、
がわかりますし、とにかくご先祖様への感謝しかありません。
ぜひ一度、見学に行かれてみてはいかがでしょうか。