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デヴィ夫人の婚活論と人生について

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デヴィ夫人と言えば、バラエティ番組やコメンテーター、

地球規模での慈善活動と多岐にわたり活動されていて、

知らない人はいない有名人。

 

私自身、デヴィ夫人のファンでデヴィ夫人が出演されているTV番組は

結構観ています(笑)

 

デヴィ夫人が今年2月にこちらの本を出版されました。

 

「選ばれる女におなりなさい

デヴィ夫人の婚活論」

著者 ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ

2019年2月6日 第一刷発行

発行者 渡瀬昌彦

発行所 株式会社講談社

 

本書はタイトル的にも女性向けですが、

男性が読んでもデヴィ夫人の「学ぶ姿勢」であったり、

生き方そのものは見習う部分が多々あります。

そして、読み物としてまず面白い。

 

本書は第一部と第二部に分かれていて、デヴィ夫人の生い立ち

と婚活論について分かれて書かれています。

 

特に第一部のご家族に関する部分はジーンときますし、

華麗さと過酷さが同居したストーリーに感動します。

 

本書に随所に出てくるデヴィ夫人の昔の姿(写真)も美しい。

若かりし頃のデヴィ夫人の美しさはモノクロの写真でも

見とれてしまうほど。

 

私は本書の表紙の時点ですでに見とれていました(笑)

 

ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノという正式名は、

インドネシア国籍になったときにいただいたもので、

サンスクリット語で「宝石の精なる女神」という

意味だそうです。

 

素敵な名前ですよね。

デヴィ夫人は今もまさにそれを体現されています。

 

第一部で印象的だったのは、デヴィ夫人の「家族愛」、

「優しかったお母様」、そして「学ぶ意欲」と

「上昇志向、ポジティブ思考」です。

 

デヴィ夫人は戦時中(昭和15.2.6)に生まれ、幼少時代は

貧しかったそうです。

 

しかし、その貧しかった幼少時代が原動力となって、

たくさん勉強し、教養を身につけられました。

これはデヴィ夫人の言葉です。

 

「教養はみなさんご自身の道を切り開いてくれる武器になる。」

 

特に、グローバル社会と言われる現代では、

この教養力というのは磨き続けなければならないスキルでしょう

 

また、第一部の最後には「挑む気持ちをなくした時が年をとった時」

といったことが書かれており、何歳になってもチャレンジする気持ち

が大切だなって改めて思いました。

 

デヴィ夫人は現在79歳。

TVでしか拝見したことがありませんがお若いですよね。

これも、いろいろなことに挑む気持ちがあるからこそ、

若くいられるのでしょう。

 

持って生まれた才能や性格もあるのかもしれませんが、

最近、九段下にある「昭和館」に行ったこともあって、

昭和(戦時中)の大変な時期を乗り越えてきた方々は

本当に強いなって思うし尊敬します。

 

第二部は婚活編ということで、特に未婚の女性にとっては

大いに参考になるのではないでしょうか。

ここでの一貫した主張は、

 

「男性から選ばれる女性になりましょう。」

 

ということですが、大富豪を射止めるのは普通の女性である、

だったり、モテるのは美人ではなく女っぽい女性である、

だったりと、今自分に自信を持てていない女性にとって

デヴィ夫人のお言葉は勇気づけられるかも。

 

私は男なのであまり言えませんが(汗)、これから結婚を

考えている女性にとって参考になる点は多々あると思います。

 

また、

 

「高望みするのはいいけど、自分を高める努力をしているか?」

 

という問いにはドキッとさせられます。

これは女性の恋愛に対しての言葉ですが、これはビジネスに

おいても同じことが言えます。

 

「選ばれる女」になるのと同様、「選ばれる人になる」という点では、

自分を高める努力は不可欠です。

 

お客様に選ばれる、成功者と付き合う、JVをさせていただくなど、

日々自分を高める努力を怠れば選ばれることはないでしょう。

 

 

最後に、デヴィ夫人は「人の3倍働き、人の3倍勉強し、

人の3倍努力し、そのために睡眠時間は人の3分の1」

という大変な努力家。

 

若い頃からの積み重ねで今がある。

自分はまだまだ甘いな、と痛感させられました。

 

男性も本書を読んでみたらビジネスに活かせる部分や

人生訓を学べると思いますので、女性向けの本では

ありますが、ぜひ男性にも読んでほしい一冊です。

 

 特に第一部は心に響くものが絶対 あるはずですよ。

 

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