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小休止する生き方(3)逃げるが勝ち

更新日:

こんにちは、宮元です。

今日は最後の小休止に関するこちらの本のご紹介です。

 

「小休止のすすめ」

著者 ヒロミ 藤田晋

2019年1月15日初版発行

SBクリエイティブ発行

 

「勝つためには逃げることも選ぶ」という、

藤田晋さんの言葉があります。

 

藤田晋さんは仮想通貨事業への参入を考えた時期が

あったそうですが、どこまでのリスクか不明確で、

コインチェックの問題もあったことから、

この分野への参入に見切りをつけました。

 

仮想通貨事業から逃げたということです。

それが結果的に良かったと述べています。

 

さて、ヒロミさんも息子さんに、

 

「殴られて怪我させられるくらいなら、

金を払ってでも逃げてこい。」

 

といった言葉を伝えた時があったそうです。

 

これは賢明だと思うし共感しました。

こいつと関わるとやばいな、みたいな時は

逃げた方がいいですよね。リスク回避です。

 

後々面倒なことになりますし、こんなやつを相手に

してしまったおかげで自分の人生が台無しに、

なんてこともあるかもしれません。

 

「逃げる」という手段はビジネスやプライベートの

時以外でも使えます。

 

例えば、合わない会社に入ってしまった場合。

上司が合わない、会社のやり方が合わない、

仕事自体が合わない、同僚が合わないなど、

すぐ逃げた方が良い場合があります。

 

日々しんどい思いをしているのに無理して辛抱し、

精神を疲弊させる、それどころか、自分自身を

痛めつける行為は愚かな行為です。

 

それがどんな状況でも、自分の夢実現につながるとか、

苦しみ以上の喜びや対価があるなら別ですが、

ただお金のために働いていて他に道はないとか、

すぐに逃げたらかっこ悪い、といった無駄な考えは

すぐに捨てるべきです。

 

他にも道はあるし、すぐに逃げることはカッコ悪くない、

むしろ今の時代は賢明と思われるんじゃないかな。

 

私もサラリーマンの時にいくつか会社を経験しましたが、

合わない人間って本当に合わないんですよね、

笑っちゃうくらい(笑)

 

なんでこの人が同じ部署に異動してきたの?

っていう時ありませんか??

それは自分ではコントロールできない範囲なので、

受け入れるしかないわけです。

 

藤田晋さんやヒロミさんのおっしゃる通り、

場面は違えど「逃げる」という手段がある、

という意識を持っておくことで人生における

リスク回避が可能です。

 

とにかく、「逃げる」という手段を持ち、

自身の人生をより良いものにしていきたいですね。

 

 

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